佐賀県が行った職員に対する分限免職について

この判断の背景には、組織における人材活用の今日的な課題が反映されているように思います。

​条例等を鑑みての判断と思われますが、採用、評価、解雇については、コアバリュー(企業価値観や行動基準)に即し、

(1)仕事の内容と役割を理解している
(2)その仕事を行う能力がある
(3)その仕事を行う情熱がある

のもとに判断を下すことが最良と言われています。

​今般の時短営業で求められるのは高い職務遂行能力であり、今回の案件は、時代が求めるものが適材適所から適所適材へのシフトしたことを示しているのかもしれません。

​働き方について、組織構築の根底は、官も民も変わりはないということでしょう。

​参考

佐賀県条例第18号
人事院:分限処分に当たっての留意点等について

木下賢一

解放構造設計家

孤高にして至高。売らず、群れず、構造で惹きつける。 ある人は、それを「静なるカリスマ」と呼ぶ。 解放構造設計家 木下賢一 ──思想・構造・表現の三層を同時に設計し、 人を変えず、構造を変えることで意味と行動を立ち上げる。 Uncage合同会社 代表/令和行政書士事務所 代表。 長崎を拠点に、企業構造と家族構造の再設計を行う。 ▸ 詳細・連絡先|https://kinoshitakenichi.com

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